基本となるルール

Nintendo Switch専用ソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」を使用して競技を行います。各地区予選・本戦(以下「各大会」という)ともに基本的なルールはランクバトルのレギュレーションGに準じます。ただし、本レギュレーションの規定と相違する場合は本レギュレーションの規定を優先します。

  • 使用するSwitch本体、及びソフトには、予め最新の更新データを適用してください。

※現在のランクバトルのルールはhttps://sv-news.pokemon.co.jp/ja/list内の最も新しいランクバトルの記事をご確認ください。
※大会期間中に解禁されるポケモン及び道具が使えるようになるタイミングは、ランクバトルで使えるようになるタイミングと同じとします。

競技形式

各大会の競技形式は次の形式を基本とします。これ以外の競技形式を採用する場合は、その大会の開催要項に明記します。

  • 予選:グループ総当り形式
    ・競技参加者(以下「プレイヤー」という)を複数のグループに振り分けて総当り戦を行います。
    ・試合のマッチングは、プレイヤー同士がコミュニケーションを取り合って決定することを基本とします。ただし、試合の消化数が少ないプレイヤーを優先してマッチングすることとします。
  • 決勝トーナメント:シングルイリミネーション形式

※グループ総当りのグループ数、決勝トーナメント進出条件は各大会の開催要項または当日会場にて発表します。
※グループ総当りの順位の判定については「順位の判定」の項目を参照してください。

各大会での順位に応じて、真皇杯本戦に進出する権利を獲得します。本戦に進出する権利を獲得する人数については、その大会の開催要項または当日会場にて発表します。

使用ポケモンについて

プレイヤーは予め各大会の競技前に、競技に使用する自身のパーティをバトルスタジアム内レンタルチームの「バトルチームを公開する」からレンタルチームIDを発行して頂きます。当日配布された用紙に記入し、第一試合開始前に運営に提出して頂きます。

レンタルチームID提出以降は、各大会の競技中にポケモンに変更を加えることはできません。

※変更とは、ポケモンの種族、特性、性格、性別、テラスタイプ、覚えているわざ、わざの順番、わざのPP、道具、フォルム、能力値、その他の変更を指します。

※レンタルチームIDと実際に使用されているパーティの内容に相違がある場合はペナルティが課されることがあります。

勝敗の判定

  • 試合の勝敗判定はSwitchの画面に表示された勝敗結果(以下「ゲーム上の勝敗結果」という)に従い、「WIN」=「勝ち」、「LOSE」=「負け」となります。ただし、ゲーム上の勝敗結果が「DRAW」の場合は、試合の勝敗判定は「負け」とします。
  • ジャッジの判断によるものを除き、ゲーム上の勝敗結果によらず試合の勝敗を決めることはできません。

※未消化試合の勝敗判定については「未消化試合等の裁定」の項目を参照してください。
※通信エラー発生時の裁定については「通信エラー発生時の裁定」の項目を参照してください。

順位の判定

グループ総当りでグループ内に勝ち数が同じプレイヤーが複数いた場合、次の①~③を常に ①>②>③ の優先順で使用し、順位を判定します。

① 直接対決の勝敗
② オポネント(自分が勝った相手の勝ち数の合計)の比較
③ じゃんけん


  • [例1]
    同じ勝ち数のAさん・Bさん・Cさんの3人の直接対決の勝敗がAさん2勝0敗、Bさん1勝1敗、Cさん0勝2敗の場合
    ⇒ 順位は【Aさん>Bさん>Cさん】となります。
  • [例2]
    同じ勝ち数のAさん,Bさん,Cさんの3人の直接対決の勝敗が三つ巴で3人とも1勝1敗、オポネントの比較ではAさん=Bさん>Cさん、そしてBさんが直接対決でAさんに勝っている場合
    ⇒ 順位は【Bさん>Aさん>Cさん】となります。
  • [例3]
    同じ勝ち数のAさん,Bさん,Cさんの3人の直接対決の勝敗が三つ巴で3人とも1勝1敗、オポネントの比較でもAさん=Bさん=Cさんの場合
    ⇒ 順位はAさん・Bさん・Cさんの3人による【じゃんけん】で決定します。

未消化試合等の裁定

  • 前提として、全てのプレイヤーには円滑な試合開始を行う義務があるものとします。
  • 意図的に試合の開始を遅延させる行為は、ジャッジによりペナルティを課される対象となります。
  • 予選の制限時間が終了した時点で進行中の試合については、最後まで継続することができます。
  • 予選の制限時間が終了した時点で開始できなかった試合を「未消化試合」と定義し、試合の勝敗を次の手順で判定します。

未消化試合となった試合で対戦するはずだった2名のプレイヤーの状況を比較し、

  • 未消化試合の数に差がある場合
    ⇒未消化試合の数が少ないプレイヤーの勝ちとします。
  • 未消化試合の数が同じ、かつ予選の制限時間が終了した時点で一方のプレイヤーが試合中、もう一方のプレイヤーが待機中の場合
    ⇒待機中のプレイヤーの勝ちとします。
  • 未消化試合の数が同じ、かつ予選の制限時間が終了した時点で双方のプレイヤーが試合中の場合
    ⇒双方のプレイヤーを負けとします。

※待機中とは、自分が他に開始できる試合がない状態で、試合をするべき相手のプレイヤーが別の試合をしているために自分との試合を開始できず、待たされている状態を指します。
※未消化試合の数は予選の制限時間が終了した時点で確定します(この手順で試合の勝敗を判定しても「未消化試合の数」自体は減りません)。


※進行中の試合とは、対戦相手との通信開始から対戦終了(ゲーム上の勝敗結果が明確になった状態)までの間の状況にある試合を指します。
※未消化試合を発生させたプレイヤーも決勝トーナメントに進出することは可能です。

通信エラー発生時の裁定

通信エラーが起こった際はジャッジを呼んでください。ジャッジは状況を聴取し、以下のいずれかの判断を下します。ただし、当事者同士の協議で処理方法について合意ができる場合はこの限りではありません。

  • 勝敗の決定(エラーの原因や中断した試合の勝敗が決定的に明らかな場合に限る)
  • 勝敗を決定する手段の決定(中断した試合の勝敗の確率が決定的に明らかな場合に限る)
  • 再現の要請
  • 再戦の要請(再現不可能もしくは困難な場合)

遅刻時の対応について

遅刻したプレイヤーには、状況に応じて次のペナルティを課すことがあります。

  • 予選の開始時刻の時点で会場へ入室していない場合
    ⇒予選終了時に遅刻したプレイヤーを含めて複数のプレイヤーの勝ち数が並んでいた場合、遅刻したプレイヤーの順位を同じ勝ち数のプレイヤーの中で最下位に繰り下げます(遅刻したプレイヤー同士の順位判定が必要になった場合は、遅刻したプレイヤーのみを対象に判定します)。
  • 予選の開始時刻から1時間を経過した時点で受付を完了していない場合
    ⇒予選の試合消化に支障をきたすおそれがあるため、競技への参加は不可とし見学参加に変更します(会場への入室は可能です)。

期間外キャンセル及び無断キャンセル時の対応について

各地方予選の参加申請期間外でのキャンセルをした場合

  • 指定口座に参加費の振り込みをして頂きます。
  • 他の対戦オフに参加申請期間外キャンセルした方として情報共有させて頂きます。

各地方予選の無断キャンセルをした場合

  • 指定口座に参加費の振り込みをして頂きます。
  • 以後の第6回真皇杯の参加を禁止します。
  • 他の対戦オフに無断キャンセルした方として情報共有させて頂きます。

競技中の注意

  • 試合中にスマートフォンを使用可能とします。ダメージ計算ツールの使用、インターネットでの情報の検索、電卓の使用、カメラ機能で相手のパーティの写真を撮る、メモを取るなど全て可能です。ただし、通話機能を使って他人と会話する行為や、大会中に行われた配信を視聴する行為は禁止とします。
  • 試合中のプレイヤーに対して助言をしたり、真偽にかかわらず対戦に影響の出る情報を拡散する行為を禁止します。
  • 当レギュレーションについての違反を確認した場合は、違反したプレイヤーに対し敗北・失格等のペナルティを課すことがあります。ペナルティの内容については、大会中のスタッフがその違反内容によって判断を下すこととします。

※試合中とは、対戦相手との通信開始から対戦終了(ゲーム上の勝敗結果が明確になった状態)までの間を指します。

本選進出者の構築公開について

  • 真皇杯では、本戦進出者が予選で使用した構築情報をホームページ上に公開する事としています。
  • 構築情報とは予選で使用したレンタルチームに記載されている情報と6体のポケモンの能力値の事を指します。
  • 構築情報の提出及び公開のタイミングは、”予選終了後”か”6月より開催されるランクバトルのシーズン終了後”から本戦進出者が選択する事が出来ます。

ガイドラインについて

2023年11月15日に任天堂株式会社から「ゲーム大会における任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」が発効されました。

これに対する真皇杯の見解については、第6回真皇杯ガイドラインページを参照下さい。

ペナルティについて

第6回真皇杯ペナルティページを参照下さい

その他

  • レギュレーション違反の疑いがある場合は、速やかにジャッジを呼んでください。
  • 大会ごとに、その大会のジャッジの最終決定者である「ヘッドジャッジ」を定めることとします。また、「ヘッドジャッジ」は主催とは別におくことができるものとします。なお、「ヘッドジャッジ」はその大会には対戦参加しないこととします。
  • 第6回真皇杯の各大会に参加した時点で、その大会の主催及びジャッジの判断に従うことに同意したものとみなします。
  • 本イベント中での仮装、コスプレ等の行為は禁止とさせて頂きます。
  • レギュレーションは随時変更する可能性があります。