目次一覧
基本となるルール
ニンテンドー3DS用ソフト「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」を使用して競技を行います。各地区予選・本戦(以下「各大会」という)ともに基本的なルールは大会当日のレーティングバトル(US・UMリーグ/シングル)のルールに準じます。ただし、本レギュレーションの規定と相違する場合は本レギュレーションの規定を優先します。
- 使用するソフトには、予め最新の更新データを適用してください。
- ジャッジにより試合内容を確認させていただく場合があるため、全ての試合のバトルビデオが記録できる状態にしてください。
- 通信の際に選択するルールは「シングルバトル フラットルール」です。
- 時間制は1対戦60分の総合時間制、対戦に出すポケモンの選択時間は1分40秒、ターンごとのわざ等の選択時間は100秒となります。
※現在のレーティングバトルのルールは「PGL_support」等「Pokemon Global Link」内の各ページをご確認ください(ただし、ゼラオラは使用することができません)。
※真皇杯の開催時点では「レーティングバトルシーズン16」に準拠しますが、「レーティングバトルシーズン17」となった場合は、新しいシーズンでのレギュレーション準拠となります。「レーティングバトルシーズン17」が適応される地区予選大会については、期間が発表され次第追って告知します。
※大会期間中に解禁されるポケモン及び道具が使えるようになるタイミングは、レーティングバトル(US・UMリーグ/シングル)で使えるようになるタイミングと同じとします。
競技形式
各大会の競技形式は次の形式を基本とします。これ以外の競技形式を採用する場合は、その大会の開催要項に明記します。
- 予選:グループ総当り形式
・競技参加者(以下「プレイヤー」という)を複数のグループに振り分けて総当り戦を行います。
・制限時間を設け、制限時間内に全ての試合を消化することを基本とします。
・試合のマッチングは、プレイヤー同士がコミュニケーションを取り合って決定することを基本とします。ただし、試合の消化数が少ないプレイヤーを優先してマッチングすることとします。 - 決勝トーナメント:シングルイリミネーション形式
・大会の進行状況により、対戦時間を制限する場合があります。
※グループ総当りのグループ数、決勝トーナメント進出条件は各大会の開催要項または当日会場にて発表します。
※グループ総当りの順位の判定については「順位の判定」の項目を参照してください。
※グループ総当りの制限時間内に終了しなかった試合の取り扱いについては「未消化試合等の裁定」の項目を参照してください。
各大会での順位に応じて、真皇杯本戦に進出する権利を獲得します。本戦に進出する権利を獲得する人数についてはその大会の開催要項に明記します。
使用ポケモンについて
- プレイヤーは、各大会の競技中に使用ポケモンに変更を加えることはできません。
- プレイヤーは、使用ポケモンとしてQRレンタルチームを使用することができます。
競技開始前に、各プレイヤーは「使用ポケモンデータ申告シート」を記入し、パーティの内訳について記載するものとします。「使用ポケモンデータ申告シート」に記入したもの以外を使用したことが発覚した場合は失格などのペナルティが課される場合がありますので、「使用ポケモンデータ申告シート」の記入誤りがないよう、正確に記入して下さい。
※変更とは、ポケモンの種族、覚えているわざ、わざの順番、わざのPP、道具、フォルム、能力値、なつき度その他(「使用ポケモンデータ申告シート」に記入している内容以外の要素も含みます)の変更を指します。
※競技中とは、最初の試合の通信開始以降を指します。ただし、「使用ポケモンデータ申告シート」の提出をそれ以前に行っている場合は、シート提出以降は使用ポケモンに変更を加えることはできません。
※QRレンタルチームの使用に伴って意図せぬレギュレーション違反等の問題が発生した場合でも、QRレンタルチームの作成者ではなく使用したプレイヤーの責任とします。
勝敗の判定
- 試合の勝敗判定はDSの画面に表示された勝敗結果(以下「ゲーム上の勝敗結果」という)に従い、「WIN」=「勝ち」、「LOSE」=「負け」となります。ただし、ゲーム上の勝敗結果が「DRAW」の場合は、試合の勝敗判定は「負け」とします。
- ゲーム上の勝敗結果によらず試合の勝敗を決めたい場合、プレイヤー同士の合意のもと、ジャッジにその是非を問うことができます。ジャッジはそれを認めるか否かを判断し、認める場合はその補助ができるものとします。
(例:時間短縮のためお互いの残りPPを把握して少ない方の負けとして試合を終えたいが、覚えているわざ等の情報は隠したい場合) - ジャッジの判断によるものを除き、ゲーム上の勝敗結果によらず試合の勝敗を決めることはできません。
※未消化試合の勝敗判定については「未消化試合等の裁定」の項目を参照してください。
※通信エラー発生時の裁定については「通信エラー発生時の裁定」の項目を参照してください。
順位の判定
グループ総当りでグループ内に勝ち数が同じプレイヤーが複数いた場合、次の①~③を常に ①>②>③ の優先順で使用し、順位を判定します。
① 直接対決の勝敗
② オポネント(自分が勝った相手の勝ち数の合計)の比較
③ じゃんけん
- [例1]
同じ勝ち数のAさん・Bさん・Cさんの3人の直接対決の勝敗がAさん2勝0敗、Bさん1勝1敗、Cさん0勝2敗の場合
⇒ 順位は【Aさん>Bさん>Cさん】となります。 - [例2]
同じ勝ち数のAさん,Bさん,Cさんの3人の直接対決の勝敗が三つ巴で3人とも1勝1敗、オポネントの比較ではAさん=Bさん>Cさん、そしてBさんが直接対決でAさんに勝っている場合
⇒ 順位は【Bさん>Aさん>Cさん】となります。 - [例3]
同じ勝ち数のAさん,Bさん,Cさんの3人の直接対決の勝敗が三つ巴で3人とも1勝1敗、オポネントの比較でもAさん=Bさん=Cさんの場合
⇒ 順位はAさん・Bさん・Cさんの3人による【じゃんけん】で決定します。
未消化試合等の裁定
- 前提として、全てのプレイヤーには円滑な試合消化を行う義務があるものとします。
- 意図的に試合の開始を遅延させる行為は、ジャッジによりペナルティを科される対象となります。
- 予選の制限時間が終了した時点で進行中の試合については、最後まで継続することができます。
- 予選の制限時間が終了した時点で開始できなかった試合を「未消化試合」と定義し、試合の勝敗を次の手順で判定します。
未消化試合となった試合で対戦するはずだった2名のプレイヤーの状況を比較し、
- 未消化試合の数に差がある場合
⇒未消化試合の数が少ないプレイヤーの勝ちとします。 - 未消化試合の数が同じ、かつ予選の制限時間が終了した時点で一方のプレイヤーが試合中、もう一方のプレイヤーが待機中の場合
⇒待機中のプレイヤーの勝ちとします。 - 未消化試合の数が同じ、かつ予選の制限時間が終了した時点で双方のプレイヤーが試合中の場合
⇒双方のプレイヤーを負けとします。
※待機中とは、自分が他に開始できる試合がない状態で、試合をするべき相手のプレイヤーが別の試合をしているために自分との試合を開始できず、待たされている状態を指します。
※未消化試合の数は予選の制限時間が終了した時点で確定します(この手順で試合の勝敗を判定しても「未消化試合の数」自体は減りません)。
※進行中の試合とは、対戦相手との通信開始から対戦終了(ゲーム上の勝敗結果が明確になった状態)までの間の状況にある試合を指します。
※未消化試合を発生させたプレイヤーも決勝トーナメントに進出することは可能です。
通信エラー発生時の裁定
通信エラーが起こった際はジャッジを呼んでください。ジャッジは状況を聴取し、以下のいずれかの判断を下します。ただし、当事者同士の協議で処理方法について合意ができる場合はこの限りではありません。
- 勝敗の決定(エラーの原因や中断した試合の勝敗が決定的に明らかな場合に限る)
- 勝敗を決定する手段の決定(中断した試合の勝敗の確率が決定的に明らかな場合に限る)
- 再現の要請
- 再戦の要請(再現不可能もしくは困難な場合)
遅刻時のペナルティ
遅刻したプレイヤーには、状況に応じて次のペナルティを課すことがあります。
- 予選の開始時刻の時点で会場へ入室していない場合
⇒予選終了時に遅刻したプレイヤーを含めて複数のプレイヤーの勝ち数が並んでいた場合、遅刻したプレイヤーの順位を同じ勝ち数のプレイヤーの中で最下位に繰り下げます(遅刻したプレイヤー同士の順位判定が必要になった場合は、遅刻したプレイヤーのみを対象に判定します)。 - 予選の開始時刻から1時間を経過した時点で受付を完了していない場合
⇒予選の試合消化に支障を来すおそれがあるため、競技への参加は不可とし見学参加に変更します(会場への入室は可能です)。
競技中の注意
- 試合中はスマートフォンの使用を一切禁止します(対戦相手のパーティ撮影や電卓として使用する行為等を含みます)。また、携帯端末や攻略本、ノート等から対戦に影響の出る情報を引き出す行為(ダメージ計算ツールの使用、インターネットでの情報の検索、攻略本の閲覧、事前に情報を記入したノートの閲覧等)を禁止します。電卓の使用や、白紙にメモを取ることは可能です。
- 試合中のプレイヤーに対して助言をしたり、真偽にかかわらず対戦に影響の出る情報を拡散する行為を禁止します。
- 当レギュレーションについての違反を確認した場合は、違反したプレイヤーに対し敗北・失格等のペナルティを科すことがあります。ペナルティの内容については、大会中のスタッフがその違反内容によって判断を下すこととします。
※試合中とは、対戦相手との通信開始から対戦終了(ゲーム上の勝敗結果が明確になった状態)までの間を指します。
その他
- レギュレーション違反の疑いがある場合は、速やかにジャッジを呼んでください。
- 大会ごとに、その大会のジャッジの最終決定者である「ヘッドジャッジ」を定めることとします。また、「ヘッドジャッジ」は主催とは別におくことができるものとします。なお、「ヘッドジャッジ」はその大会には対戦参加しないこととします。
- 第5回真皇杯の各大会に参加した時点で、その大会の主催及びジャッジの判断に従うことに同意したものとみなします。
- レギュレーションは随時変更する可能性があります。
運営からの処分に関するお知らせ
出禁処分などの重い処分を下した場合、こちらで処分内容を公開させていただきます。
全ての参加者の皆様におかれましては、ご理解ご協力頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。